インプラントとは

インプラント歯科インプラント治療は失った歯の代わりに歯茎の中に人工の根を作り骨と結合するのを待って、人工の歯を作ります。従来、歯がなくなってしまうと歯のないところには、取り外しの入れ歯か前後の歯を削ってブリッジにするしかありませんでした。インプラントは自分の歯に限りなく近い義歯です。

歯が抜けたまま放置すると起こる影響

生活面
  • 空気が抜けることで会話(発音)がしづらくなり、発音障害になることもある。
  • 噛む力が衰えるため、脳への刺激が減少する。残りの歯に加わる力が多くなるため、健康な歯に負担をかけてしまう。
  • 噛み砕かずに飲み込むため、消化器官に負担をかける。
機能面
  • 咬合の不調和・顎偏位症
  • 隣の歯の移動によって噛みあわせが悪くなり、正常な咬合ができなくなる。
  • 隣接歯の傾斜
  • 抜けた歯の両隣の歯が動き、傾いてくる。
  • 対合歯の挺出
  • 抜けた歯とかみ合っていた歯が伸び出て、出っ歯になってしまうこともある。
審美面
  • 顔貌の変化
  • 顔の輪郭が変化し、歯のない部分の頬の肉が下がってしまう。(表情が衰える)
  • 歯肉の退縮
  • 歯茎が下がり、歯が長く見えるようになる。
  • 美感を損なう
  • 見た目が悪くなる。

インプラント治療について

インプラント治療を受ける上での年齢制限

骨の成長が完全に終了した20歳ぐらいから、手術が可能とされます。年齢上限については、条件さえ整えば70歳くらいまで可能となっております。
人工歯は自分の歯と同等、きちんとケアすれば一生使えるとされています。
ただし成長期の子供さんや、全身疾患をもつ高齢者ではインプラント治療は不可能なことがあります。 またインプラントをする部位の顎骨に、厚みや高さが足りない場合も、治療はできません。

構造と費用

インプラント治療にかかる費用には、大きく2つがあります。
ネジ(フィクスチャー)を骨に埋める手術と、人工の歯(アバットメント、上部構造)に関わる費用(各種検査なども含む)です。CT検査が必要な症例の場合、別途に費用がかかる場合もあります。

インプラント治療費の相場

フィクスチャー(人工の歯根部分) 1本約21万円
上部構造 1本約10万5千円

ただし、インプラント埋入に必要な顎骨の厚みやスペースが不足していれば、骨の再生治療(手術を伴う)が必要な場合もあります。(別途費用が発生します。手術の方法によって、料金は大きく異なります)
また、治療後のメンテナンス料金も発生します。
インプラントは、本数や使用するシステムにより費用に差が出ますが、上部構造(上から装着する人工歯)によっても違いが出てきます。

インプラント治療の流れ
1
  • 診断と治療計画
  • カウンセリング
  • インプラント治療についての相談と説明
  • 資料摂取
  • 病歴や健康状態など問診
  • 口腔内検査
  • レントゲン撮影
  • CT画像解析
  • 歯型の摂取
2 インプラント体埋入
インプラントの歯根部を骨の中に埋入します。
3 インプラント体と骨との結合
約6週間から24週間待ちます。
4 上部構造を取り付けます。
5 治療後のアフターケア
定期的に検診を受けます。
CT検査の必要性

より安全で無理のないインプラント治療のためにも、CT検査が必要とされます。
インプラント治療の場合は、詳細・精密なデータにより術前計画を立てなくてはいけません。
またインプラント治療では、顎骨の厚さ・形状のチェックが重要視されます。 CT撮影した画像からは、骨の形や硬さだけでなく、鼻の病気や神経の位置なども調べられます。

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